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 352 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 03:13:55
高3の夏、大学生の先輩に会った。その先輩は私の小学校以来の先輩。
その1年上の先輩は某有名私大生で帰省中、私は夏休みとはいっても
進学校の悲しさで補習授業に出ていた。
帰り道、ばったり出会った時、前年まで同じ通学路を歩いていた先輩
とは思えないくらい大人びた雰囲気だった。

 先輩は私の友達を好きだといううわさがあった。彼女とは小中学校
は違っていて、高校に入って通学仲間として友達になった。
彼女自身も先輩から好意を寄せられていると言っていた。でも私は
二人が一緒にいるところを見たこともなかった。
その先輩から声をかけられた。喋ったことは数えるほどで、ちょっと
驚いた。そして嬉しかった。
なんとなく喫茶店に入って珈琲とチーズケーキをご馳走になった。
その日、先輩は「免許取立てで下手だけど」と言いながら、車で私を
家まで送ってくれた。なぜかその間私はドキドキしていた。
翌々日、「受験の相談に乗って欲しい」という電話をかけた。その時私は
自分がずっと先輩に抱いていた気持ちに気づいた。またドキドキした。
先輩は快く応じてくれた。私は英語の読解問題が苦手だったので、その
勉強法を聞いたり、学部選択の動機とかも話した。
その日も珈琲をご馳走になり、景色のよい海辺まで連れて行ってくれた。
翌日、また電話をしてしまった。数学の相談をしたいと言ったが、それは
口実だった。
先輩は熱心に数学を教えてくれ、喫茶店で3時間以上を過ごした。夏なので
日差しはまだ強かったけど、5時になっていたので先輩が車で送ってくれる
と言った。
私はまだ帰りたくなかったので、近くの小高い山にある展望台に連れて行って
欲しいとねだった。
先輩は私のリクエストに応えてくれた。
展望台には誰もいなかった。
街の風景を見ながらとりとめもなく話をしていて、つい私の友人の話をしたら、
先輩は「それは背の高いほっそりした人だっけ?」と言って「フーン、●さん
という名前なんだ・・・」と言った。彼女のことはほとんど知らなかったよう
だし、好きでもないみたいだった。
私はホッとした。先輩と二人で会っていることを彼女が知ったら、彼女と私の
関係が悪くなるかもしれないとおそれていた。でも先輩と彼女の間に何もないの
なら心配はないと思った。
暫くすると西の空が赤くなり始めた。思わず「綺麗!」と言った私に「君もね」と先輩
の声が耳元で聞こえた。ハッとして振り向こうとした瞬間にキスされた。
進学校で日々受験勉強ばかりしていた私には初めてのキスだった。

353 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 03:39:59
つづき

そのまま抱きすくめられた私は急に怖くなって「放して」と言ってしまった。
でも先輩は放してくれなかった。またキスされた。私の肩の力が抜けていった。
背中に回していた先輩の手が私の胸を触り始めた。好きな人に触られるのは気持ちいい
ことだということがわかった。抱きしめられているだけでジワーッと体全体が気持ちよく
なっていった。
恋なんだと感じたのはその日の夜、布団の中で先輩にキスされ抱きしめられたことを反芻
しているときだった。
翌日も先輩と会った。3時間、熱心に数学を教えてくれた。その間は昨日見せたような視線
を注いでくることは全くなかったけれど、夕方になって海辺に出掛けたら雰囲気がガラリと
変わって、またキスされた。そしてそのままホテルに連れて行かれ、初めての経験をした。
中学生の頃、何人かで「高校生になったら誰が最初に経験するだろう?」と話し合っていたこと
が思い出された。たぶん私が最後かもしれないとも思ったけど、一番素敵な思いをしているんだ
と思った。
その日からは毎日のように数学や英語を習った後にホテルに行くようになった。
私の模試の成績も上がり始め、志望校をワンランク上げることもできそうだった。
その頃の私は先輩と同じ大学に行きたかった。成績はもう少し上がれば合格圏だったが、
我が家はあまり裕福ではなく、先輩のように下宿して私大に通うことは無理だった。
それで先輩の大学にも距離的に近い国公立を狙うことにした。
9月になって二学期が始まった。先輩は10日くらいまで郷里にいたが、下宿先へと
帰っていった。それまで毎日会っていたのに、会えなくなったので物凄く寂しかった。
その寂しさを紛らすため、先輩の近くに住むために勉強に励んだ。
夏休み明けに友人達からは雰囲気が変わったといわれた。もしかすると性の経験が原因
かもしれない、だったら両親もそう感じているのだろうか?ちょっと不安になった。
冬休み、センター試験の追込みだったけど、帰省してくる先輩に会いたくて仕方がなかった。
先輩は暮れと年明けに1回ずつは会うけど、勉強に専念するように、と言った。
2日会った中で何度も抱かれて私は嬉しかった。また勉強をがんばろうという気持ちが強く
なった。
私はセンター試験を無事に乗り切った。先輩が在学する私大も受験した。
そうしたら合格したのだ。私は両親に頼み込んだ、どうしても私大に行きたいと。
両親は無理をしてくれ、私は晴れて先輩と同じ大学に通えることになった。
先輩もとても喜んでくれた。そして私のために安いアパートも探してくれることに
なった。
3月のある日、私は両親と一緒に大学に行き、そこで先輩と会った。
両親も先輩の存在に薄々気づいていたし、私も受験の相談に乗ってもらい、数学と
英語を習ったことを話していたので対面はスムーズだった。
先輩が自分の住んでいる学生マンションを見せてくれ、これで月に○万×千円だと説明す
ると両親はため息をついた。先輩のマンションは2DKの広さがあったので、私も驚いた。
予算から考えると私はせいぜい1Kで風呂付は無理な感じだった。

354 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 23:35:39
つづき

すると先輩が突然驚くようなことを言い出した。
「お父さん、お母さん、僕と●子さんが将来結婚することを認めていただけませんか?」
あまりに突拍子もない発言に私も両親も言葉が出てこなかった。
多分父はやっとの思いだったと思うが、こう言った。
「●君と娘が交際しているのは知っています。おかげでいい大学にも合格できました。
でも結婚なんて話が飛躍していますよ。今のあなたは一人の娘を持つ親から見れば、好ま
しい交際相手です。でもあなたはまだ19才です。将来、別の女性を好きなるかもしれないし、
第一、あなたのご両親が認めないでしょう。だってあなたは●社を継ぐ身じゃないですか。
もっといい縁談の申し込みがありますよ」
私はさらに驚いた。先輩が裕福な家庭で育っていることはわかっていたが、まさか地元では
大手の会社の跡継ぎとは。
「もちろん、お父さんのおっしゃることは当然です。今でもお茶会などでそれとなく女性を
紹介されたりもします。ですが僕には●子さんしか考えられないし、その気持ちが変わること
もないと断言できます。両親にもきっと認めさせます。それで提案ですが、●子さんの下宿先
を僕の部屋にしてはいかがでしょうか。怒られるのを承知でお話しますが、僕と●子さんの間
にはもう関係ができています。殴られることも覚悟です」
経済的に苦しい我が家にとって先輩の申し出は好条件だったが、あまりに飛躍した話でもあった。
ところが母が私に聞いてきた。
「●子、あなたは今、●さんが好きなの?」
私は頷いた。
「一緒に住みたいの?」
躊躇したが頷いた。
「あなた、若い二人が好き合って一緒に暮らしたいって言うんです。いい
じゃありませんか。私達も学生時代には1年間一緒に暮らしたんだし」
父がX大学。母がZ短大を出ているのを知ってはいたが、まさか同棲していたなんて
知らなかった。
父は「わかった。だけど●君のご両親が知ったら・・・」と迷っていた。
「そのときは僕を悪者にすれば済みます」
「じゃ認めよう」
私は入学早々から先輩と暮らすことになった。
しかし、先輩の両親に2週間後にはバレてしまった。
私は二人の暮らしに幸福を感じていたけれど、いつか別離が来るような
落ち着かなさも感じていた。
バレたときに何となくホッとした。これでお別れか。でも住むところをどうしよう?
ところが先輩は落ち着いたもので「任せて欲しい」と言う。
先輩の両親が部屋にやってきた。
「綺麗にしてるわね」「うん、なかなかい暮らしぶりだな」「●子さん、ゴメンなさいね。
きっと●が無理に誘ったんでしょう。ご両親のところへはお詫びに行かなくては」
私はきっと貧乏人の子には用がない、、というような罵声を浴びるんだと思っていたのに、先輩の
ご両親は優しく、18才の私にも丁重に接して下さった。
先輩が将来は結婚しようと思っていることをご両親に伝えると、あっさり「ちょっと早過ぎるけど、
これまで色々な女性を紹介してきたのに全く興味を示さなかった●が選んだんだから
認めるのは当然だが、●は責任を持つことをこの場で約束しなさい」と
私達のことを認めてくださったのだった。
僅か1ヶ月で私の運命は劇的に変化した。
それから3年、先輩は卒業し、都市銀行に就職した。
勤務先の関係で私との同棲生活は一旦終わりを迎えた。
遠距離恋愛が1年続き、私の卒業を待って正式に結納を交わし、その3ヵ月後に結婚した。

私は中学から高2までの間、ひたすら受験勉強にまい進したため、恋らしい恋をしないままだった。
初めての本格的な恋がそのまま結婚に結びついて、今は結婚4年目を迎えた。
先輩=夫はお父様の会社で営業職として修行の日々を送っている。
私はせっかく大学を出たのに就職することなく主婦業を続けている。
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